ドライパック  メンブレンドライアー
ドライパックは、特殊プラスチックの中空糸膜内をウェットエアーが通過する時に、水蒸気のみが膜面をエアー速度の約2万倍の速さで
通過します。 その結果、中空糸出口にて乾燥空気が得られます。

ドライパックは、パージエアー量の調整により加圧下露点を−20℃以下にすることが可能です。つまり、ドライパックは入口加圧下露点
から30〜50℃下げることができます。


例えば、夏場ですとドライアーに入る圧縮空気の温度が最大40℃程度の可能性もあり、その場合は加圧下露点0℃程度の乾燥空気
が容易に得られます。また、冬場ですとドライアーに入る空気温度が10℃程度まで低くなり、 その場合は加圧下露点−20℃程度の
乾燥空気が容易に得られます。従って、年間を通じ圧縮空気は、結露/凍結等の問題を起こしません。

 【特長】
   軽量で壁掛けタイプであるため設置スペースが不要。
   電源が不要で、配管接続のみで工事が簡単。
   駆動部がないため故障がない。
   防爆地域での使用も可能。
   15KW圧縮機以下の脱湿装置には最適。 




                  写真3

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